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ジュータンの敷替には熟練が要ります

ジュータン敷込の施工方法には何種類かあります。一番多いのがグリッパー施工です。これは部屋の隅一周に逆さくぎを打ったグリッパーというものを取り付けて、それにジュータンを伸ばして引掛ける方法です。その他、直に床に糊で貼ってしまう方法、単に上乗せしているだけの方法などあります。どのやり方も切り違えてしまうと一部屋分のジュータンがお釈迦になります。何万円の損害を負担しなければなりません。誰でも最初のうちはこれがこわくて、手が震えて切れないものです

古いジュータンをはがす
グリッパー施工でのやり方です。古いジュータンを搬出しやすいように細かく切り丸めます。高級住宅では床暖や各種通信配線がジュータンの下に設置してある場合があるのでカッターで傷つけないように注意します
新しいジュータンを置く
隅を基準に合わせ新しいジュータンを部屋の敷き込みます。搬入時にエレベーターなどに入れたため、たたみシワが付いている場合は、裏から霧を吹きその部分を柔らかくしておきます
 ジョイント部分をヒートボンドする
ジュータンは最大幅が364センチですので、それ以上の巾が必要な時は、はぎ合わせます。昔は手縫いしたりしましたが、現在で樹脂を塗ったテープをアイロンで溶かしはぎ合わせます
 ニーキッカーで伸ばす
ジュータンはピンと張っていなければなりません。ニーキッカーという道具でグリッパーに引掛けるように膝で蹴って伸ばします
 トリミング
余分なジュータンをカーペットトリマーという道具で切り取ります。
 隅を押し込みます 
壁とグリッパーの間は8ミリほど空いており、この部分にジュータンの隅を突っ込みます